
東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しております。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお店情報をご紹介します。
「料理人が作るジェラート×ワイン」の店
横浜駅西口から歩いて10分。繁華街を抜けると、少し変わったジェラート店があります。予約の取れないイタリア料理店として有名な「goffo」が立ち上げたお店、「è più」さんです。
店内外にはワインボトルやビールの缶が並び、さながらバーのよう。お店のコンセプトは「ジェラートとワインとそのアテのお店」で、メニューにはジェラートだけでなくワインやクラフトビール、生ハムやチーズのおつまみが並んでいます。

ジェラートのみの場合は、店内中央テーブルのスタンディング利用となる
メインのジェラートメニューに目を落とすと、見たことのないフレーバーばかり。トマト、山椒、ゴルゴンゾーラ——。一体どんな味なのか、見当がつきません。「料理人が考えるジェラートなので、旬の食材やリキュール、スパイスを使って作っているんですよ」と教えてくれたのは、スタッフの高木さんです。
「ただおいしいだけじゃなく、いろんな驚きや発見を味わってほしい」という思いから、これまでにない、未知のジェラートを次々に生み出しています。
「もっと」食べたい、意外な組み合わせの創作ジェラート
取材当日は人気の3種類をオーダーしました。看板商品の「名物!トマト レモン バジリコ」、「抹茶 山椒」、「ローズマリー ミルク オリーヴオイル」です。

(手前:抹茶 山椒、中央:ローズマリー ミルク オリーヴオイル、 奥:名物!トマト レモン バジリコ)
まずは、「名物!トマト レモン バジリコ」から。口に入れるとトマト本来の甘みが感じられ、レモンの酸味とバジルの爽やかな香りが全体を引き締めます。「トマトの冷製スープをイメージしました」と高木さん。確かにデザートとも料理とも言える、ユニークな一品でした。
続いては、「抹茶 山椒」です。抹茶のジェラートは濃厚な甘みと特有の苦味が口の中に残るイメージがありますが、ほのかに山椒が効いていることで後味がさっぱり。ほかのフレーバーと交互に食べても、毎回新鮮な味わいだったのが印象的でした。
最後は「ローズマリー ミルク オリーヴオイル」です。ミルクのやさしい甘さのなかにローズマリーの香りがほのかに漂い、上にかけられた艶やかなオリーヴオイルが味に奥行きを加えています。香りを楽しむ、大人のためのミルクジェラートといった味わいです。

ほかに、「goffo」でも使っている北海道の「しあわせチーズ工房」から取り寄せたミルクや、ワインを製造した際に出るぶどうの搾りかすを再利用したチョコレートなど、ほかでは出会えないようなフレーバーが楽しめます。
今回は「3gusti(3種盛り)」を頼みましたが、想像以上のおいしさに「ほかの種類も全部食べてみたい……!」と危うく誘惑に負けそうになりました。「è più」はイタリア語で「もっと」を意味する言葉だそうですが、店名の通り、「もう一皿」とおかわりする女性客の方もいらっしゃるそうです。
さて、ジェラートと合わせて楽しみたいのが、カジュアルに飲めるナチュラルワインです。選んだフレーバーに合わせてスタッフがおすすめを提案してくれるので、ワイン初心者でも気軽にオーダーできます。ほかに、繊細な味わいのジェラートは意外にもクラフトビールとの相性が抜群だそうで、ほかでは体験できないマリアージュが楽しめるでしょう。

アルコールが苦手な方には、ノンアルコールドリンクも用意されています。なかでも、「BEAU PAYSAGE(フレーバーティー)」は赤ワインの代表的なブドウ品種「ピノ・ノワール」とルイボスティーをベースにしたもので、ワイングラスで提供されます。「気分だけでも……」という粋な計らいに、心を掴まれました。
「失敗から生まれた」定番メニューの誕生秘話
「è più」がオープンしたのは、2023年8月のこと。「goffo」の予約がなかなか取れなくなってしまったことで、「もっと気軽に立ち寄ってもらえる場所を作りたい」というオーナーの思いで立ち上げられました。もともと「goffo」ではジェラートを提供していましたが、「ローズマリー ミルク オリーヴオイル」の1つしかレシピがなかったそうです。
「このメニュー、実は若手スタッフが作った失敗作が始まりだったんですよ(笑)。普段の材料と一緒に、間違えてローズマリーを入れてしまったんです。そのスタッフは相当焦ったと思いますが、食べてみたらおいしくて。そのまま定番メニューになったという経緯があります」

今では「こんな組み合わせは見たことがない」「ジェラートってこんなにお酒に合うんだ!」と驚きながら喜んでくれるお客さまが増え、「最後の一軒に」とわざわざタクシーで訪れる方もいらっしゃるそうです。
お気に入りフレーバーが見つかる、何度でも通いたくなるジェラート店
「è più」さんの魅力は、季節ごとにジェラートメニューが変わることです。市場から食材がなくなったタイミングで終了するため、1ヶ月ほど続くものもあれば、もっと短い期間で入れ替わるものもあるといいます。
夏はさっぱりしたソルベ系、冬はこってりしたチョコレート系など、時期によって異なるラインアップが楽しめます。訪れるたびに新しいジェラートに出会える「è più」さん。この夏は、あなただけのお気に入りを見つけてみませんか?
注)当記事でご紹介した商品の価格・サービスは、2026年6月時点のものです。「è più」さんにインタビューを行い、いただいたコメントを編集して掲載しています。
店舗情報

住所
横浜市西区浅間町1-4-9 あんずビル1F
営業時間
日・火 13:00〜22:00
月・木・金・土 13:00〜24:00
定休日
水曜日
SNS
取材・文・撮影/弓橋 紗耶
作成:2026年6月