
東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しております。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお店情報をご紹介します。
営業日は「土日の昼」のみ
ムワッとした暑さが続くと、喉越しのいい麺類が食べたくなる方も多いと思います。そうめん、そば、冷やし中華——いつものローテーションに飽きたなと思ったら、趣向を変えて「冷麺」はいかがでしょうか?
横浜市営地下鉄・センター南駅から徒歩7分。「ホルモンと冷麺のお店 ほるみょん」は、地元の方々に愛されている焼肉店です。「ミョン」は韓国語で「麺」という意味。提供するホルモンと麺を組み合わせて、「ほるみょん」と少し変わった店名になっています。
営業は土日のランチタイムのみ。夜は熟成肉と厚切り肉が楽しめる焼肉店、「炭焼喰人」として営業しています。

11時30分の開店時間を迎えると、次々と家族連れのお客さまが入ってきました。しばらくすると、そこかしこから「ジュー」という肉の焼ける音と、食欲を掻き立てる香ばしい匂いが立ち上ります。「もう我慢できない…!」と早速イチオシメニューの「ホルモン6種盛り&麺セット[1,900円(税込)]」を注文しました。
ホルモンと冷麺が一度に味わえる、イチオシメニュー
まずいただいたのは、「ホルモン6種盛り」です。運ばれてきたのは、豚タン(舌)・豚ハツ(心臓)・オッパイ(胸腺)・カシラ肉(頬肉)・ノド軟骨(舌の奥側にある軟骨)・シロコロ(小腸)。聞いたこともない部位をじっと見つめてみるも、味の想像がまったくつきません。

「ホルモンって、そんなに味が強くないんですよ。だから、食感を楽しんでもらうものですね」とオーナーの山本さん。つけダレは、定番の味噌のほかにレモン塩が用意されており、好みに合わせて味の変化を楽しめます。
「うちのホルモンは新鮮なので、塩でもおいしいですよ」
豚のホルモンは鮮度が落ちるスピードが速いため、仕入れたものはその日のうちに仕込み、翌日に提供しているそうです。
早速、炭火で焼いたホルモンを食べ比べてみました。まずはメジャーな豚タンから。厚みがあるのに歯切れがよく、レモン塩との相性が抜群です。豚ハツは網脂が熱でちょうどよく溶け、噛めば噛むほど旨味が口の中に広がります。初めて食べたオッパイは、「サクサク」と「しゃりしゃり」が混じったような、独特の心地よい食感でした。

カシラ肉はやわらかくジューシーで、ノド軟骨はサクサク感がたまりません。最後に人気ナンバーワンのシロコロを口に運ぶと、じゅわっと旨味たっぷりの脂があふれました。同じ「ホルモン」でもそれぞれまったく異なる味わいがあり、一気に概念が変わる食体験でした。
次にいただいたのが、この夏限定の新メニュー「牛タンレモン冷麺」です。丼いっぱいに広がるのは、レモンの鮮やかな黄色。中央には牛タンのジュレが乗っています。

スープをすくって一口味わうと、爽やかでやわらかい酸味が広がります。「ホルモンだけでも割とお腹にたまったな」と思っていたのに、レモンの香りと一緒につるっとしたコシのある麵をすすると、どんどん胃袋が広がっていくようです。焼肉のあとにぴったりな、〆の一品でした。
「この街にないものを創造したい」
「ほるみょん」がオープンしたのは、2025年6月のこと。2007年からこの場所で「炭焼喰人」を運営していた山本さんが、物価高による売上減からの回復を目指し、思いついたのがきっかけでした。
「どうせならこの街にないものを創造しよう、って思ったんです。19年もここで営業させてもらえているのは、それはもうお客さまのおかげですから。街に還元できるような、新しいスポットを作りたいなと」
そこで目をつけたのが、もともと店で提供していたホルモンと冷麺。周囲には同じようなメニューを出すお店はなく、ホルモンはリーズナブルな価格で楽しめることから、きっと喜んでもらえるのではないかと考えたそうです。

はじめ冷麺は1種類しかありませんでしたが、フレンチ出身の料理長がレシピを考案。これまでに、真っ赤なトマト冷麺、真っ白な豆乳冷麺が生まれています。(2026年夏は提供していません)
いざお店をスタートさせると、お客さまからはうれしい反応が寄せられました。
「ホルモンってこんなにおいしいんだ……!」
「夜は敷居が高くて入りづらかったんですけど、すごくいいお店ですね」
今では夜に外出しづらいご高齢の方や、小さなお子さん連れのご家族も利用されているとのこと。なかには女性のお客さまがビール片手に、一杯楽しむ姿も見られるそうです。
取材のあいだ、店内のあちこちから「これ、おいしいね」という声が聞こえてきました。追加のオーダーが次々と入っていきます。

食事が進むと、5〜6歳くらいのお子さんが「これあげる」と山本さんのところへ駆け寄っていきました。小さな手が握っていたのは、どうやら手紙のようです。
「くれるの?ありがとう!」——うれしそうな声が、店内に響きました。
この少し前、山本さんはこんなことを話していました。
「仕込みもあるので、昼はあまり接客に力を入れられないんですよね」
夜はもっとかしこまった雰囲気になるのでしょうか。少なくともこの日の昼は、敷居の高さを感じさせない気持ちのよい接客で、誰もが常連のような居心地のよさを感じられる空間でした。
週末3時間だけのプチ贅沢を
この夏は「牛タンレモン冷麺」のほかに、「キンキンに冷えた韓国冷麺」、温かい「ユッケジャン麺」の3種類が提供されています(10月頃まで提供予定)。また、今年から夜のメニューを少しだけ試せる「ちょい足しメニュー」も加わり、カルビやロース・ハラミも楽しめるようになりました。

営業時間は土・日曜日の11時30分から14時30分まで。気になっていたあのお店の扉は、この3時間だけは少し軽くなっているはずです。週末のランチタイム限定で楽しめるリーズナブルな「プチ贅沢」を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
※当記事でご紹介した商品の価格・サービスは、2026年7月時点のものです。「ほるみょん」さんにインタビューを行い、いただいたコメントを編集して掲載しています。
店舗情報

住所
横浜市都筑区茅ヶ崎中央26-25 ラフィネ・ブラン1F
営業時間
土曜・日曜 11:30〜14:30(L.O. 14:00)
電話番号
045-929-2919
SNS
取材・文・撮影/弓橋 紗耶
作成:2026年7月