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2023.02.17

住まいのお困りごとQ&A

故障じゃない!?ガスコンロの火がつかない原因と対処法10選

ガスコンロの火がつかないと、料理ができなくて困ってしまいますよね。「昨日まで使えたのにどうして」と驚く方もいるでしょう。

もしかしたら、ガスコンロの火がつかない原因は、機器の故障ではないかもしれません。次にご紹介する対処法に従って、一つ一つ確認していきましょう。

 

ガスコンロの火がつかない原因と対処法

ガスコンロの火がつかない原因はさまざまありますが、ほかのガス機器が使えるかどうかで原因を絞り込むことができます。ガス給湯器をお持ちであればお湯が出るかどうか、ガスの浴室暖房や床暖房をお持ちであれば温まるかどうかを確認してください。

 

ご家庭のすべてのガス機器が使えない場合

ガスコンロの火がつかない原因① ガスの供給が停止している

ガスコンロだけでなくほかのガス機器も使えない場合は、ガスメーターでガスの供給が止まっている可能性があります。ガスメーターは戸建住宅の場合は屋外、集合住宅の場合は屋外や玄関横のメーターボックスに設置されていることが多いので、確認してみましょう。

ガスメーターにはガス漏れや震度5程度以上の揺れを感知したときに、自動的にガスの供給を停止する安全装置が備わっています。本体の表示ランプが赤く点滅していたら、供給を止めている状態です。その場合は復帰操作を行っていただき、異常がなければ再度ガスが使えるようになります。詳しい操作手順はこちらからご確認ください。

合わせてメーターガス栓が開いているかどうかも確認し、閉まっている場合は開けましょう。メーターガス栓が配管に対して垂直の場合は閉まっています。平行になるよう動かしてください。

メーターガス栓
出典:東京ガスネットワーク ガスメーター マイコンメーターご使用の手引き

 

ガスコンロのみ使えない場合

ガスコンロの火がつかない原因② コンロの元栓が閉まっている

ガスコンロのすべてのバーナーの火がつかない場合は、元栓が開いているかどうかを確認しましょう。元栓はガステーブルの場合はコンロの奥、ビルトインコンロの場合は収納庫の中に設置されていることが多いです。

ガスコンロの火がつかない原因③ ガスホースが曲がっている

テーブルコンロをご利用の場合、コンロの元栓からガスコンロまでは、ゴム製のガスホースで接続しています。このガスホースが折れ曲がったり損傷していたりすると、ガスが通りにくくなってしまい、火がつかなくなる場合があります。

ガスホースを無理な配置で接続していないか、経年劣化で損傷していないか確認しましょう。なお、ガスホースは時間とともに劣化するため、7年程度で交換することが推奨されています。

ガスコンロの火がつかない原因④ 電池切れ

お客さまから「ガスコンロの火がつかない」とたくさんお問い合わせをいただきますが、多くの原因は電池切れです。ガスコンロは電池を使ってバーナーに点火をしています。電池の残量が少なくなってくると、火がつきにくくなってしまうのです。

電池交換のお知らせランプが点滅している場合はもちろんですが、点滅していなくても真新しいアルカリ電池に交換してみてください。購入からしばらく時間が経っている電池は、自然放電で残量が少なくなっている可能性があります。ご使用前にいつ買ったものなのかを確認してくださいね。

電池ボックスは点火ボタン付近にあることが多いです。テーブルコンロは操作部分の右下か左下、ビルトインコンロは操作部分の内部にあることが多いです。ビルトインコンロをご利用のお客さまはこちらの記事を参考にしてください。

ガスコンロの火がつかない原因⑤ バーナーキャップがずれている

ガスコンロの火がつかない原因⑤バーナーキャップがずれている

バーナーキャップが正しく取り付けられていないと、火がつかない場合があります。これはバーナーキャップを掃除した後や、お鍋などをぶつけてしまった後に起こりやすいです。きちんと取り付けられているか確認しましょう。

ガスコンロの火がつかない原因⑥ 部品が汚れている・濡れている

点火部分が汚れていたり濡れていたりすると、正常に火がつかないことがあります。一度点火部分の部品を外し、汚れや水分がついていないかどうか確認しましょう。汚れている場合はきれいに掃除して、よく乾かしてから再度点火してみてください。濡れている場合も同じく、よく乾かしてから再度点火しましょう。

ガスコンロの火がつかない原因⑦ 焼き網をのせている

すべてのバーナーにセンサーがついているガスコンロは、焼き網をのせていると火がつきません。これはガスコンロの安全装置が働いているためです。魚や餅はグリルで調理するようにしましょう。

ガスコンロの火がつかない原因⑧ コンロの上に何ものせていない

フライパンやお鍋などをのせないと火がつかないように、安全装置が搭載されている機種があります。何ものせずに火をつけてブザー音が鳴るようなら、その可能性が高いですね。この場合は、水を入れたお鍋をのせて再度火をつけてみてください。

ガスコンロの火がつかない原因⑨ 付属品以外を使用している

ガスコンロによっては付属品以外の市販のグッズを使用すると、火がつかないことがあります。これはガスコンロの安全装置が働いているためです。ほかにも故障の原因となる場合がありますので、付属品以外のグッズは使用をお控えください。

ガスコンロの火がつかない原因⑩ チャイルドロックがかかっている

ガスコンロの火がつかない原因⑩チャイルドロックがかかっている

ほとんどのガスコンロには、お子さまやペットが触っても火がつかないようにする、チャイルドロック機能がついています。気づかないうちにこのチャイルドロックがかかっているのかもしれません。ロックが解除されているか確認しましょう。

 

ガスコンロの火がつかないときの注意点

ガスは出ているけど火がつかない場合に、一時的にライターを使用して点火させる方がいるようです。しかし、火傷や爆発の危険がありますので、ライターでの点火は避けていただくようお願いします。

 

ガスコンロの火がつかないときは修理依頼を

ガスコンロの火がつかないときは修理依頼を

上記の対処法を試してもガスコンロの火がつかない場合は、ガスコンロの購入店・お近くのガス会社・メーカーへ修理をご依頼いただくことをおすすめします。賃貸住宅にお住まいの方は、管理会社に相談してみてください。

ヨコエネでは当社からご購入いただいたガスコンロではなくても、担当エリア内に機器が設置されている場合は修理出張しています。国内のすべてのメーカーのガス機器に対応(※1)でき、最短で当日訪問が可能(※2)です。修理予約はWEBからもお申し込みOK。

※1 修理はメーカーによる部品供給がある期間までとなります。入手不可能な場合は交換機器のご提案をさせていただきます。
※2 月曜~土曜は9時~19時、日曜・祝日は9時~17時半にご訪問いたします。月曜~土曜は17時まで、日曜・祝日は15時までにお申し込みいただくと、当日のご訪問が可能です。ただしお申し込み状況・故障の内容によっては、訪問日時についてご相談させていただく場合があります。月曜~土曜の17時以降、日曜・祝日の15時以降のお申し込みは翌日以降のご訪問となります。

 

ガスコンロを10年以上使用しているなら交換も視野に

ガスコンロを10年以上使用しているなら交換も視野に

ガスコンロを10年以上使用している場合は、交換することも視野に入れた方がいいかもしれません。一般的にガス機器の耐用年数は約10年と言われています。また、設置後8年以上経過していると、修理に必要な部品が製造されていないことも。ガスコンロを10年以上使用しており、上記の対処法を試しても火がつかない場合は、交換することも検討してみてください。

ヨコエネでは、リンナイ・ノーリツ・パロマの大手3メーカーのガスコンロをお取り扱いしております。交換の際はお客さまにぴったりのコンロを選ぶお手伝いをさせていただきますので、ぜひご相談ください。
ビルトインコンロをお持ちの方は、「スマホでカシャ簡単WEB見積り」をご利用いただけます。お見積りから工事までの詳しい流れは、こちらの記事でご確認ください。

 

「ガスコンロの火がつかない」対処法のまとめ

「ガスコンロの火がつかない」対処法のまとめ

ガスコンロの火がつかないときは、今回ご紹介した対処法を順番に試してみてください。すべての対処法を試しても火がつかない場合は、お気軽に当社へご相談くださいね。

なお、突然やってくるガス機器の故障に備えて、当社では修理費用を軽減するロイヤル会員制度をご用意しております。修理をご依頼の際、ロイヤル会員さまは「修理基本料+技術料」を割引価格でご利用いただけるものです。

 

参考:東京ガス ウチコト「【緊急事態】ガスコンロに火がつかない! 12個の原因と対処法をチェックしよう」

作成:2023年1月

 

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