2023.06.16
乾太くんのある暮らし
乾太くんを設置するには？5つの設置条件と費用を紹介
「ガス衣類乾燥機「乾太くん」は我が家に設置できるの？」
「費用はいくらぐらいかかるの？」
当記事では「乾太くん」の導入を検討している方に向けて、設置条件や設置費用を解説します。
私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区（西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区）にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。
今回ご紹介する「乾太くん」は、口コミやSNSで評判が広がったロングセラー商品で、ヨコエネでも年間334台（※1）を設置した人気の機器です。
実はヨコエネ社員にとっても縁が深い「乾太くん」。5つの事業所に設置されており、毎日制服の洗濯などでたくさんの社員が利用しているんです。「乾太くん」を使い続けてきたからこそ、少しでも多くの人に「乾太くん」の感動を味わっていただきたい。そんな想いを込めて、一から詳しくご紹介します。
※1 2022年4月1日～2023年3月31日の施工実績に基づく
「乾太くん」の5つの設置条件
「乾太くん」を設置するための条件をご紹介します。
① 都市ガスまたはプロパンガスを使用している
「乾太くん」を設置するには、都市ガスまたはプロパンガスの使用が必須条件です。現在オール電化住宅にお住まいの場合は、ガスを導入すれば設置できる場合があります。
② 設置場所に十分なスペースが確保できる
「乾太くん」を設置するために必要なスペースは、高さ65.4〜72.9cm×幅64〜74cm×奥行き50.6cm〜64.1cmです。機種によって多少サイズが異なるため、リンナイホームページやカタログで希望機種の寸法をご確認ください。
③ 【屋内設置の場合】壁に穴が開けられる or 近くに窓がある
「乾太くん」を屋内に設置する場合は、内部の湿気を逃す排湿筒を取り付ける必要があります。取り付けるには壁に直径10cm前後の穴を開けるか、近くの窓に専用部材「窓パネルセット」をはめ込むかの二択です。
マンションは壁に穴を開けられません。バルコニーなどの屋外設置が可能かどうか、管理規約を確認してみてください。
【屋内設置】洗面所 穴開け例
④ 【屋外設置の場合】雨や水がかからないスペースがある
「乾太くん」を屋外に設置する場合は、直接雨や水がかからないスペースが必要です。ひさしのあるベランダやガレージなどが適しており、設置場所によっては別売の本体保護カバーが必要になるでしょう。
⑤ 設置場所の近くにコンセントとガス栓がある
「乾太くん」を設置するためには、近くにコンセント（AC100V）とガス栓が必要です。ない場合は増設できるかどうか、販売店に相談しましょう。
東京ガスグループのヨコエネでは、ガス栓増設工事も承っております。増設工事は約半日で完了し、洗面所が2階にある場合でも対応しています。
「すぐに業者に現地調査をしてもらうのは抵抗がある」という方におすすめなのが、リンナイが提供する「置ける！？乾太くん」の「設置診断」です。設問に答えていくと、設置できるかどうか診断してくれます。設置条件にそぐわない場合は、どうしたら設置できるかアドバイスがもらえるので、ネクストアクションが瞬時にわかります。
「乾太くん」の設置方法
「乾太くん」の設置方法は3パターンです。
① 専用台を使う
専用台は3タイプあり、高さは約52〜150cmまで対応可能。洗濯機の上に設置するなら「高タイプ」、衣装棚や低い位置に設置するなら「 中・低タイプ」がおすすめです。
② 造作棚を使う
「乾太くん」の設置条件を満たした造作棚であれば、その上に設置することも可能です。設置条件は以下の通りです。
- 耐荷重60kg以上
- 棚板が本体寸法より大きい
- 落下しないよう安全に配慮し、水平に設置できる
「乾太くん」の導入に合わせて造作棚を作るなら、建築士が設計したランドリールームの設置図面が参考になります。リンナイホームページでダウンロードできるので、気になる方はチェックしてみてください。
③ 【屋内設置の場合】床に直置きする
スペースに余裕があれば、「乾太くん」を床に設置しても問題ありません。ユーザーの間では、ドラム式洗濯機の横に並べるレイアウトが人気を呼んでいます。
「乾太くん」の設置工事（ガス・電気など）には、専門資格が必要です。設置工事は販売店に依頼してくださいね。
「乾太くん」の設置費用
「乾太くん」を新たに設置する場合の費用は、概算で約20万円前後（ガス工事費を除く）です。参考までに、ヨコエネで設置する場合の本体価格・工事費をご紹介します。
本体価格
スタンダードタイプ
リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(スタンダードタイプ・5kg)
RDT-54S(A)-SV
メーカー希望小売価格 ¥156,750(税込)
リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(スタンダードタイプ・8kg)
RDT-80(A)
メーカー希望小売価格 ¥193,490(税込)
デラックスタイプ
リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(デラックスタイプ・6kg)
RDT-63 / RDT-63T
メーカー希望小売価格 ¥206,690 (税込)～
リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(デラックスタイプ・9kg)
RDT-93 / RDT-93T
メーカー希望小売価格 ¥241,340 (税込)～
・ご使用にはガスコード・排湿筒・専用台が必要です。(別売)
工事費目安
基本工事費：61,710円(税込)＋ガス工事費
・基本工事費には衣類乾燥機取付費・新規排湿筒工事費・穴明け工事費・アース工事費・養生費・2名作業費・諸経費を含みます。
・お客さま宅の状況により別途費用がかかる場合がございます。
また、お取替えで既存のガス衣類乾燥機を処分する場合は、収集運搬費に加え家電リサイクル料をご負担いただきます。
「乾太くん」設置工事までの手順
「乾太くん」を設置するための手順は4つです。
① 機種を選ぶ
設置したい「乾太くん」の機種を選びます。乾燥容量ごとに3kg・5kg・6kg・8kg・9kgの5つのタイプがあるため、洗濯物の量に合わせて決めるとよいでしょう。選び方の詳細はこちらの記事を参考にしてください。
洗濯物の量が多いご家庭は、2023年7月12日にフルモデルチェンジされたデラックスタイプもご検討ください！ラインナップは乾燥容量6kg・9kgの2種類。フルモデルチェンジの詳細は、こちらの記事やリンナイホームページにてご確認ください。
② 現場調査・見積りを依頼する
「乾太くん」を設置可能な販売店に、現場調査と見積りを依頼しましょう。依頼する際は「希望機種・設置場所・コンセントとガス栓の有無」を伝えておくとスムーズです。屋内設置で壁に穴を開ける場合は、事前に大体の場所を確認しておくと安心ですね。
③ 契約する
「乾太くん」の設置見積りを確認したら、いよいよ契約です。「乾太くん」は「一度使えば手放せない」とユーザーの評価が高い商品。長く使うためにも、アフターサービスや独自の保証制度があるかどうかも確認しておきましょう。
④ 工事当日
工事前に「乾太くん」の設置場所周辺の物を、別の部屋に移動しておきましょう。工事は約半日で完了します。ガス栓の増設工事を伴う場合は、ガスが使えない時間が発生するので注意しましょう。
「乾太くん」設置工事の様子
ヨコエネが「乾太くん」の新規設置工事を行った様子をタイムラプスで撮影しました。
「乾太くん」の設置条件・方法のまとめ
「乾太くん」を設置するためには、5つの条件をクリアする必要があります。当記事を読んで導入を決めた方も判断がつかない方も、現場調査で設置できるかどうか最終確認をしてくださいね。
東京ガスグループのヨコエネでは、最短でお問合せ当日の現場調査が可能（※2）。お問合せをいただいた翌々日に設置できる場合もあります。（※3）
購入後の長期サポートを見据えた会員制度もあり、急な不具合が発生しても安心です。さらに各事業所のショールームでは、オプション品の「紙フィルター」（※4）も常時販売しています。
「乾太くん」の現場調査・お見積りをご希望の方は、WEB申し込みフォームよりお問合せください。
※2 ご予約状況によっては、当日のご訪問が難しい場合もございます。
※3 お問合せ当日に現場調査・見積り・ご契約いただいた場合。商品の入荷状況や工事の予約状況によっては、さらに日数を要する場合があります。
※4 洗濯物の布ぼこりを捕集する、使い捨てフィルター。（一部シリーズにはお使いいただけません。）
＜出典＞
・ガス衣類乾燥機 リンナイ「乾太くん」ロングセラーヒットへの足跡
・リンナイ ガス衣類乾燥機 総合カタログ2023Ⅱ 乾太くん
・リンナイ 「置ける！？乾太くん」
・リンナイ ガス衣類乾燥機 設置施工について Q&A
・リンナイ 乾太くんをご検討の方へ
・リンナイ ニュースリリース 4人分1時間のスピード乾燥 ガス衣類乾燥機 乾太くん デラックスタイプをフルモデルチェンジ
・東京ガス ガス衣類乾燥機「乾太くん」設置方法
作成：2023年5月
更新：2023年9月
