ヨコエネ公式ブログ YOKOENE OFFICIAL BLOG リフォームお役立ち情報

NEW

2025.09.24

リフォームお役立ち情報

マンションの洗面所リフォーム費用は?相場・おすすめ商品と施工事例を紹介

「マンションの洗面所はいくらでリフォームできる?」
「おすすめの洗面台が知りたい」

当記事では、マンションの洗面所リフォームについてご紹介します。

私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。

過去3年間で、ヨコエネは洗面化粧台のリフォームを691件担当させていただきました。そのうちの約4割は、マンションで施工させていただいたものです

そこで今回は、マンションの洗面所をリフォームする際の費用相場や注意点、さらにはおすすめのメーカーをご紹介します。

※ 2022年4月1日~2025年3月31日の洗面化粧台販売件数に基づく。そのうち約4割の277件はマンションで実施されたもの。

【価格帯別】マンションの洗面所リフォームの内容

マンションの洗面所をリフォームする際、価格によって工事内容が以下のように異なります。

▶︎5〜10万円のリフォーム

洗面台を同サイズのシンプルタイプに交換できます。間口600〜750mmの一般的な洗面台で、給配水管工事や内装工事を伴わなければ、費用を抑えられるでしょう。

▶︎10〜20万円のリフォーム

一面鏡のミラーキャビネットや、開き戸タイプの収納庫が備わったスタンダードタイプの洗面台へ交換できます。クロスや床材など、内装のみのリフォームも可能です。

▶︎20〜50万円のリフォーム

三面鏡のミラーキャビネットや引き出しタイプの収納庫など、ハイグレードタイプの洗面台が選べるようになります。同時に壁紙や床など、内装のリフォームも可能です。

▶︎50万円以上のリフォーム

グレードの高い洗面台や内装材を使用したり、大きな収納棚を設置したりと、より高品質で機能的なリフォームができます。さらに、バリアフリー仕様への改修や洗面台の移設・新設工事も実現できるでしょう。

最近では洗面所リフォームをきっかけに、ガス衣類乾燥機「乾太くん」を導入して、自宅をホームランドリー化するご家庭もあります。洗濯物が多いご家庭や、家事を時短したい方にはおすすめです。

※「乾太くん」を設置するためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。(設置場所の近くにAC100Vのコンセントやガス栓、ご使用にはガスコード・排湿筒・専用台が必要です。)詳しくは以下をご確認ください。

過去記事:

マンションの洗面所リフォームの注意点

注意

戸建て住宅とは異なり、マンションの洗面所をリフォームする際には、いくつかの注意点があります。

1. 希望の洗面台が設置できない場合がある

① サイズ(間口)の問題
最も発生しやすいのが、サイズの問題です。マンション建設時に設置された洗面台は、その物件専用の特殊サイズであることが珍しくありません。そのため、一般的な規格(間口600mm・750mm・900mm)では、左右の壁や柱にぶつかって設置できないケースがあります。

②梁や配管位置の問題
洗面台上部に梁がある場合は、標準的な高さの洗面台では干渉してしまうことがあり、その際はショートミラータイプや別のミラーを選ぶ必要が出てきます。さらに、窓の位置によってはミラーキャビネットが設置できないケースも。加えて、排水管や給水管の位置によっては、引き出し式キャビネットが選択できない場合もあります。

2. 管理規約の確認は必須

①管理組合への事前申請・承認が必要
多くの分譲マンションでは、専有部分のリフォームであっても、管理組合への事前申請・届出が義務付けられています。申請書類には工事内容の詳細・工事期間・施工会社などの記載が求められ、承認まで1〜2週間程度を要するケースが一般的です。

②素材の制限
マンションの管理規約で、床材の遮音しゃおん性能の基準や材質などを、具体的に規定しているケースも多いです。規約違反は近隣トラブルにつながる可能性が高いため、リフォーム会社と一緒に隅々まで管理規約を確認しましょう。

3. 近隣トラブルを防ぐために

リフォーム工事の際には、騒音や振動が発生することがあります。工事中のトラブルを防ぐためにも、必ず近隣住民への事前挨拶を行いましょう。工事内容や期間、施工会社の名前などを丁寧に説明するのが理想的です。リフォーム会社によっては事前挨拶を代行してくれる場合もあるので、確認してみてください。

【メーカー別】リフォームにおすすめの洗面台

マンションの洗面所リフォームにあたり、おすすめの商品をご紹介します。

1. TOTO製「サクア」

(一例)間口750mm

スクエア形状の広く深い洗面ボウルが特徴で、間口600mmで約15リットル、750mmで約21リットルの大容量を実現。バケツの設置や衣類の手洗い、洗髪にも対応できる設計です。

TOTOの独自技術を使った「セフィオンテクト陶器ボウル」は、表面をナノレベルでツルツルに加工し、汚れが付きにくく落としやすくなっています。

また、排水管の配置や構造を見直すことで、広い収納スペースを確保。間口750mmの場合に選べる三面鏡は、鏡裏に小物をたっぷり収納できます。

※「セフィオンテクト」はTOTO株式会社の登録商標です。

[洗面台交換のみの費用]

商品名     :サクア 間口750mm
型番      :LDSWB075BDGJN1J+LMWB075A3SLC2G
当社販売本体価格:331,870円(税込)
当社基本工事費 :50,941円(税込)

販売価格:382,811円(税込・基本工事費込)

●基本工事費内訳:既存洗面台の取外し・引取り、新規洗面台の設置、諸経費

※お客さま宅の状況により、別途費用がかかる場合がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。

2. LIXIL製「オフト」

(一例)【洗面タイプ】 間口750mm

洗面台本体の高さが1,850・1,800・1,780mmの3種類から選べ、梁下などの設置条件に柔軟に対応できます。また、奥行500mmのコンパクト設計で、洗面所を広く使えます。

水栓まわりには約5度の傾斜を設け、水滴が残りにくい設計を採用。電気を使わないくもり止めコートを施した鏡も選択できます。ミラーキャビネットは、トレイの位置を変えられる3面鏡全収納タイプと、オープン棚を備えた1面鏡タイプから選択可能です。

※ 間口500mmタイプは非対応。

[洗面台交換のみの費用]

商品名     :オフト 間口750mm
型番      :FTV2H-755SY-W/LM2W+MAJX2-753TZJU-T
当社販売本体価格:239,470円(税込)
当社基本工事費 :50,941円(税込)

販売価格:290,411円(税込・基本工事費込)

●基本工事費内訳:既存洗面台の取外し・引取り、新規洗面台の設置、諸経費

※お客さま宅の状況により、別途費用がかかる場合がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。

3. タカラスタンダード製「リジャスト」

(一例)間口750mm(ハイバックカウンター)

キャビネットや吊戸棚は、間口1cm刻みでの注文に対応可能。サイズオーダーのため、特殊サイズが多いマンションの洗面台リフォームでも、壁とのスキマがなく、ぴったり収まります。

さらに、洗面横に「ホーロークリーン洗面パネル」を設置すれば、マグネット収納で空間を有効活用できます。

※ ぴったりサイズ洗面化粧台は、フラットカウンター : 扉タイプ=75〜90cmで1cm刻み、フラットカウンター : 扉(引出し付)タイプ=75〜150cmで1cm刻みで対応します。

[洗面台交換のみの費用]

商品名     :リジャスト 間口750mm
型番      :S-WERセ075HDX(APヒ-Dル-3+SAM-075M3AHYEA-1+水栓FSL140KTK
当社販売本体価格:141,592円(税込)
当社基本工事費 :50,941円(税込)

販売価格:192,533円(税込・基本工事費込)

●基本工事費内訳:既存洗面台の取外し・引取り、新規洗面台の設置、諸経費

※お客さま宅の状況により、別途費用がかかる場合がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。

マンションの洗面所リフォームの施工事例

1. 1cm刻みで対応できるぴったりサイズの洗面台にリフォーム

washroom_before
Before
washroom_after
After

使用商品 :タカラスタンダード リジャスト
工事期間 :3日間
住居タイプ:マンション

洗面化粧台が1,070mmと特殊なサイズだったため、1cm刻みで調整出来る「リジャスト」をお選びいただきました。天井と壁を張り替え、ダウンライトをリニューアルしたことで、明るい空間へ変身しました。

2. こだわりを叶える造作洗面台

washroom_before
Before
washroom_after
After

使用商品 :造作
住居タイプ:マンション

シンプルな洗面ボウルに、木のカウンターと棚を設けて洗面台を造作しました。収納はカゴを使用することで、デザイン性と通気性を両立させています。

3. ダークトーンで落ち着きと清潔感を両立した水まわりリフォーム

washroom_before
Before
washroom_after
After

使用商品 :TOTO オクターブ

住居タイプ:マンション

築50年のマンションにて、経年劣化した洗面化粧台をリフォームしました。ダークトーンにすることで、落ち着きと高級感のある印象になりました。

横浜のマンションで洗面所をリフォームするなら、ヨコエネにおまかせ!

マンションの洗面所リフォームは、価格によって工事内容が変わります。また、設置条件によって希望の商品が設置できなかったり、管理規約に沿った工事内容へと変更を求められたりすることも。そのため、リフォーム会社には詳しい現場調査と管理規約の確認を依頼しましょう。

ヨコエネは主要メーカーの商品を取り扱っており、複数メーカーの比較見積り・提案が可能です。お見積り・ご相談は無料のため、お気軽にお問合せください。

\最新のリフォーム情報は、Instagramで発信中/

この記事を見た方におすすめ

<出典>
TOTO 洗面所・洗面台・洗面化粧台
TOTO 洗面所カタログ 2024.12
LIXIL 洗面化粧室(洗面化粧台・洗面台)
LIXIL 洗面化粧台 洗面化粧空間 総合カタログ 2025
タカラスタンダード 洗面化粧台 リジャスト
タカラスタンダード 洗面化粧台カタログ 2025.8

作成:2025年8月

※記事は2025年9月時点の情報です。