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フレンチシェフ×パン職人が夢の共演!平日でも行列が絶えない名店、パン工房「シャン ド ブレ」

東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しております。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお店情報をご紹介します。

 

フレンチレストランから生まれた、行列のできるパン工房 

新横浜駅から徒歩8分。新幹線の高架をくぐり抜けて住宅街を進んだ先に、知る人ぞ知るパン屋さんがあります。パン工房「シャン  ブレ」は、隣接するフレンチレストラン「Maison(メゾン) HANZOYA」がプロデュースするお店です。 

フレンチのシェフとパン職人、それぞれの発想を持ち寄って作られるパンは、ここだけでしか味わえないものばかり。惣菜パンの具材やソースは二人で相談しながら開発し、菓子パンはパン職人である西春知哉さんが手がけています。 

平日11時、オープンの時間に合わせて取材に伺うと、すでに6組のお客さまが並んでいました。小さなお店のため、23組ずつ入れ替わりながら、店内に入っていきます。順番が来てお店のドアを開けると、ふわっと焼き立てのパンの香りに包まれました。 

ショーケースには、朝一番に焼き上げられたパンが、ぎっしりと並んでいます。定番の食パン・バゲット・クロワッサンのほか、パンオショコラ・明太子フランス・プレッツェルなど、バリエーション豊かなメニューが勢揃い。常連らしきお客さまは迷う様子もなく注文していましたが、初めて訪れた筆者はついつい目移りしてしまいました。 

 

 

仕込みにかかる時間は1週間、手間暇かかった人気商品たち 

「Sel ワッサン」330円(税込)

同店の人気ナンバーワン商品は、「Selセル ワッサン」です。一口かじると、バターの豊かな香りが口いっぱいに広がります。外はカリッとした食感ですが、中は予想以上にもちもちとした生地。外側はクロワッサン、中身は塩パンといったところでしょうか。 

Sel ワッサン」には、フランスのゲランド塩を練り込んだ、「自家製バター」が使われています。生地を折り込む回数をあえて抑えることで、食べたときにガリッとした食感が楽しめるようにしているそうです。 

「ゲランド塩が入ったバターは、市販では手に入らないんです。なので、自分たちの手でひたすら練り込んで作っています」と西春さん。 

ゲランド塩は尖ったしょっぱさがなく、まろやかな塩気が感じられました。 

「牛スジコン カレーパン」350円(税込)

続いて、人気ナンバーツーの商品は、「牛スジコン カレーパン」です。衣の中には、甘めながらもちょっぴりスパイシーなカレーがたっぷり。具材はほろほろに煮込まれた牛すじと、意外にも相性抜群のこんにゃくです。 

「商品名の『コン』は、こんにゃくのことなんです。牛すじは煮込むと固くなるので、細かく刻んでいるんですが、そうすると食感が物足りなくなってしまいます。そこで、こんにゃくをさいの目状にカットして、アクセントに加えているんです」 

このカレー、実は仕込みに1週間かかっているそう。玉ねぎは約5時間かけてあめ色になるまで炒め、牛すじは1時間半かけてローストしてから煮込みます。さらに、市販のルーは一切使わず、スパイスから手作りしている本格カレーです。

フランスパンを使った自家製パン粉は、ザクザクとした歯ごたえが楽しめ、食べ応え満点。「また次も買おう」と思わせる、記憶に残る味でした。 

「自家製ベーコン エピ バルサミコ風味」400円(税込)

もうひとつ、西春さんがこだわって作っているのが「ベーコンエピ」です。かじりついた瞬間、燻製くんせいの香りがぶわっと吹き抜け、筆者も衝撃を受けた一品です。秘密は約2週間かけて手作りしている、自家製ベーコンにあります。塩漬けに1週間、さらに塩抜きと乾燥でプラス1週間、最後は燻製に2日間と、丹精を込めて作られています。 

「もともとは市販のベーコンを使っていたんですが、フレンチのシェフの提案で手作りすることになったんです。手間がかかるのではじめは腰が引けてたんですが、自分で作ってみたらやっぱりおいしくて。時間はかかりますけど、作り続けたいと思うようになりました。 

燻製するときは煙がすごいので、咳き込みながらやってます(笑)普通のパン屋さんは、ここまでやらないでしょうね」 

焼き上がったパンには、はちみつとバルサミコ酢の特製ソースが塗られており、甘味・酸味・塩味のバランスが抜群。お酒のお供にも良さそうです。 

 

「自分でパンを作りたい」管理職を辞め、職人としてリスタート 

西春さんは、横浜元町発祥の「ポンパドウル」系列のベーカリーや、「アンデルセン」「ヴィクトワール」など、複数の店舗で職人のキャリアを積んできました。前職ではスーパーバイザーとして2店舗を管理する立場になりましたが、「やっぱり自分の手でパンを作りたい」と2018年から同店の5代目店長に着任。 

ところが、前任者はすでに退職しており、一緒に働くはずだったスタッフも、全員が辞めることが決まっている状態だったと言います。 

「入ったときは、『好きなようにやっていいよ』って言っていただいたんです。でも、歴代の店長はパン業界ではすごく有名な方ばかりで……正直、大きなプレッシャーを感じていました」 

その後、商品の約6割を新たに追加し、営業をスタート。すると、翌年2019年に転機が訪れます。テレビ東京の「出没!アド街ック天国」の新横浜特集で偶然取り上げられ、そこで一気に知名度が上がったのです。 

今では、平日にも行列ができるようになりました。近くの「横浜アリーナ」でイベントが行われる日には、敷地の入口まで行列が伸びることもあるといいます。 

「昔よりおいしくなったね、ってお客さまに言っていただけるときは、泣きそうなくらいうれしいです。今でもプレッシャーは感じているので、それが一番の励みになってますね」 

取材当日、来店客に話を聞いてみると「ここのパンは全部おいしい」「2週間に一度来てるけど、今日でやっと全種類をコンプリートできた」と笑顔で語るお客さまに出会えました。 

 

 

パンで本格フレンチを楽しむ 

同店では毎朝4時から仕込みを行い、毎日焼き立てのパンを提供しています。日によっては早めに商品が売り切れることもあるため、確実に購入したい方は、事前の予約がおすすめです。(前日までの予約注文で、1点につき10円引きになります。) 

「サーモンフライとタルタルのフィッシュホットサンド」670円(税込)
(画像:「シャン  ブレ」ホームページより) 

なお、ショーケースのパンのほかに、旬の素材を生かしたホットサンドも味わえます。常連のお客さまが「あれはパンというより、もはや一皿の料理」と評するメニューは、売り切れ必至です。 

行楽シーズンを迎えるこの季節。新横浜を訪れる際には、ぜひ「シャン ド ブレ」さんに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 

注)当記事でご紹介した商品の価格・サービスは、2026年3月時点のものです。「シャン ド ブレ」さんにインタビューを行い、いただいたコメントを編集して掲載しています。 

店舗情報

パン工房 シャン  ブレ(Champs de Blé 



住所

横浜市港北区大豆戸町1149 

営業時間

11:0016:00 

定休日

月・火曜日 

電話番号

045-431-7788

SNS

Instagram 

取材・文・撮影/弓橋 紗耶
作成:2026年3月

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