
「外壁塗装業者の選び方がわからない」
「悪質業者に引っかからないためには、どうしたらいいんだろう……」
当記事では、初めて外壁塗装を行う方に向けて、リフォーム業者選びのポイントをご紹介します。
私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。
ヨコエネでは、過去3年間で108件(※)の外壁塗装工事を施工しました。お客さまにお話を伺うと、「知らない業者だと心配だから……」という理由で、当社にご相談いただく機会が多くありました。
そこで今回は、優良業者を見極めるポイントや選び方のフロー、万が一トラブルが起きた際の対処法についてご紹介します。
※2020〜2022年の施工実績のうち、工事件名に「外壁塗装」を含む工事件数に基づく。
外壁塗装業者の選び方の基本、「悪質業者」に注意

外壁塗装業者を検討する際、最も気をつけなければいけないのが、悪質業者の存在です。
独立行政法人「国民生活センター」には、「契約をせかされて不要なリフォーム工事をしてしまった」「点検に来たと言って来訪し、工事をしないと危険と言われて契約させられた」など、悪質業者による被害相談が年間2,000件以上(※)寄せられています。
※ 相談件数は2025年5月31日現在。訪問販売によるリフォーム工事(「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計)と点検商法の合算。(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)(出典:独立行政法人 国民生活センター 訪問販売によるリフォーム工事・点検商法)
外壁塗装業は国家資格や免許がなくても開業できるため、経験の少ない企業も参入しやすい状況です。また、住宅の状態や使用する塗料によって価格が大きく変動するため、多くの方にとって、その場で適正価格を判断するのは難しいでしょう。十分な説明を受けないまま契約してしまった結果、トラブルへ発展してしまうケースが後を絶ちません。
さらに、塗装直後は外壁がキレイに見えるため、手抜き工事かどうかを素人が判断するのは困難です。実際に、問題が表面化するのは数年後であることが多く、その頃には業者と連絡が取れなくなっているケースもあるようです。
悪質業者の5つの手口

実は、外壁塗装業者にまつわるトラブルは、「知っていれば防げるもの」が多くあります。次のポイントに気をつけましょう。
1.アポなし訪問営業で契約を迫る
「たまたま通りかかって気になった」といった理由で、連絡もなく突然訪問してくる業者は注意が必要です。悪質業者は冷静に判断する時間を与えないよう、その場で契約を迫ってくるため、基本的に訪問販売は丁重にお断りしましょう。本当に必要な工事かどうかは、複数の業者に現場調査をしてもらってから判断することをおすすめします。
2.不安を過度にあおる
「今すぐ塗装しないと大変なことになる」など、不安を過度にあおって契約を急がせる会社は、悪質業者の可能性があります。実際には、チョーキング現象や大きなクラック(ひび割れ)などの明確な症状がない限り、緊急性がそこまで高いとは言えないケースもあります。過去には地震や台風の直後に、こうした営業が増えたという報道がされたことがあります。
3.契約を急がせる
「今日契約すれば優先して工事できる」「キャンペーン価格は今日まで」といった言葉で契約を急かす業者も要注意です。これは、相見積りをされると適正価格ではないことがわかってしまうため、考える時間を与えないようにする手口かもしれません。即決せず、必ず2〜3社から見積りを取って、比較する時間を確保しましょう。
4.大幅な値引きを提示
50万円以上の値引きや、「通常20〜30万円ほどの足場代が無料」といった大幅なプライスダウンを提示する業者にも、注意が必要です。正直なところ、足場代・塗料代・人件費を考えると、品質を保ったまま大幅な値引きをするのは難しいです。元々の見積りが異常に高いか、材料を安価なものに変更している可能性があります。
5.見積書が曖昧
「外壁塗装工事一式 100万円」といった、曖昧な見積書を提示する業者も避けた方が無難です。何にいくらかかっているのかが不明だと、場合によっては費用を上乗せされているかもしれません。
外壁塗装の優良業者を見極めるポイント

選び方の参考までに、私たちから見て「こういう外壁塗装業者なら安心!」というポイントをお伝えします。
1.資格を保有している
優良業者を見極める最初のポイントは、資格を保有しているかどうかです。
- 一級塗装技能士:【原則】実務経験7年以上(※)が必要な国家資格
- 二級塗装技能士:【原則】実務経験2年以上(※)が必要な資格。
2.現地調査を丁寧に行ってくれる
適切な現地調査には時間がかかる場合があります。外壁・屋根の劣化状況の確認、正確な面積測定、ひび割れやチョーキングなどの確認、写真撮影など、丁寧に調査してくれる業者を選びましょう。 短時間の調査しか行わない業者は、大まかな面積確認のみで、劣化状態を確認していない可能性が高く注意が必要です。実際の写真を用いて説明してくれる業者は、より信頼できるでしょう。
3.見積書が詳細で明確
良い見積書は「外壁塗装工事一式」ではなく、壁・軒天・戸袋など、塗装する部位ごとに費用が記載されています。また、塗装以外の費用(足場代・高圧洗浄費・養生費・諸経費など)も別項目として表示しており、全体の内訳が分かりやすくなっています。
4.保証内容が充実している
保証年数・保証対象範囲(塗膜の剥離、ひび割れなど)・保証除外事項・定期点検の有無などを確認しましょう。保証書は必ず書面で発行してもらい、大切に保管してください。なお、保証年数が長ければ良いわけではありません。業者の継続性も合わせて吟味する必要があります。
5.地元での実績がある
あまり好ましくない評判がある業者が、一つのエリアで継続的に営業するのは難しいものです。そのため、地元での実績が豊富な地域密着業者は、信頼できる可能性が高いです。また、何かあったときにすぐ対応してくれるのも、メリットの一つです。
外壁塗装業者の選び方フロー

外壁塗装業者の選び方について、具体的な流れをご紹介します。
1.2〜3社から相見積りを取る
外壁塗装は住宅の状態や使用する塗料によって、価格が大きく変動します。複数業者から見積りを取り、対応や提案内容を比較することで、悪質業者を見抜きやすくなります。
2.契約前に契約書・保証内容を確認する
見積りに納得できたら、契約前に契約書と保証内容を必ず確認しましょう。
- 工事内容の詳細(使用する塗料、施工範囲など)
- 工期・スケジュール
- 支払い条件
- キャンセル規定
- 追加費用が発生する条件
- 保証年数と対象範囲
- 保証書の発行(必ず書面で)
- 保証の除外事項
- 定期点検の有無
契約書や保証書の内容で分からない点があれば、遠慮せずに質問しましょう。
3.焦らず冷静に判断する
契約を急かす業者は避け、じっくり検討しましょう。優良業者であれば、納得するまで待ってくれますし、相見積りを取ることも推奨してくれるでしょう。
万が一、外壁塗装業者とトラブルになった際の対処法

どんなに気をつけていても、外壁塗装業者とのトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。万が一に備えて、対処法を知っておきましょう。
1.クーリングオフ制度
訪問販売で契約した場合、法定書面を受領した日(※)から8日以内であればクーリングオフ制度が適用され、契約解除が可能です。
※ 法定記載が適正に載っている申込書面もしくは、契約書面のいずれか早い方を受け取った日。(書面の記載内容に不備があるときは、所定の期間を過ぎていてもクーリング・オフできる場合があります)
詳しくは、国民生活センターや消費者庁のホームページをご確認ください。
2.相談窓口
何かおかしいと感じたら、一人で悩まず、すぐに相談しましょう。
▶︎国民生活センター(消費者ホットライン):TEL 188
リフォーム工事に関する、トラブル全般について相談できます。
▶︎公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター:TEL 03-3556-5147
住まいの「困った」を相談できる、国土交通大臣指定の相談窓口です。 なお、「お金を持ち逃げされた」などの悪質なケースであれば、警察に相談することも検討しましょう。
まとめ:外壁塗装業者の選び方

失敗しない、外壁塗装業者の選び方のポイントは3つです。
① 悪質業者の手口を知る
訪問営業、不安をあおる、契約を急がせる、大幅値引き、「一式」見積り。これらが当てはまる業者は避けましょう。
② 優良業者の条件をチェック
保有資格、丁寧な現地調査、詳細な見積書、充実した保証、地元での実績。これらを満たす業者を選びましょう。
③ 複数社を比較して慎重に選ぶ
2〜3社から相見積りを取り、対応や提案内容を比較。焦らず冷静に判断することが大切です。 外壁塗装は10年に一度の大切な投資です。この記事のチェックポイントを参考に、信頼できる業者を選んで、満足のいく塗装工事を行いましょう。
横浜市で外壁塗装を検討されている方へ
ここからは一例として、私たちの考え方や取り組みをご紹介します。

ヨコエネは横浜市内を中心に、外壁塗装工事も行っている地域密着型のリフォーム会社です。丁寧な事前調査を行い、必要な工事のみをご提案していますが、状態によっては、外壁塗装以外の選択肢をご案内することもあります。
- 相見積りを前提に検討したい方
- 地域密着の業者を希望される方
- じっくり説明を聞き、何度も打ち合わせした上で判断したい方
もし、横浜市内で外壁塗装を検討していて、「一度プロの意見を聞いてみたい」と思われた場合は、外壁の無料診断をご利用ください。ご相談だけでも承ります。
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<出典>
独立行政法人 国民生活センター
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 住まいるダイヤル
作成:2026年2月

