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2024.02.19

横浜まち情報

ふわふわのカステラに感動!「和菓子と焼きたてカステラの店 茶和-sawa-」

東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しております。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお店情報をご紹介します。

今回ご紹介するのは、横浜市旭区に店舗を構える、「和菓子と焼きたてカステラの店 茶和-sawa-」さん。昨年は東京ガスライフバル横浜西でのイベントにも出店いただき、大変ご盛況いただきました。取材当日はオーナーの金子さんに、人気の和菓子について詳しく伺いました。

「焼きたて・熟成」2種類のカステラを販売

二俣川駅北口から歩くこと7分。運転免許センターにほど近い住宅街に、ひっそりと佇む小さな和菓子屋さんがあります。「和菓子と焼きたてカステラの店 茶和-sawa-」(以下、茶和)さんです。

お店に入ると、カステラ・上生菓子・お餅・羊羹など、目にも鮮やかな和菓子が並んでいます。これらはすべて、オーナー兼和菓子職人である、金子さんが手作りしたものです。

店名にも入っている焼きたてのカステラは、「茶和」さんの名物商品です。

「一般的なカステラは、焼いたあとに一日寝かせることで、お馴染みのしっとりした食感と熟成した甘さになります。一方で、焼きたてのカステラは、ふわふわした食感とあっさりした甘さが楽しめるんですよ」

お店には、当日の朝に焼き上がったばかりの「朝焼きカステラ」と、熟成させたカステラの2種類が販売されています。実際に食べ比べたところ、「朝焼きカステラ」のふわふわ感に驚きを隠せませんでした。

人気商品は「朝焼きカステラ」「フルーツ大福」

「茶和」さんの人気商品は「朝焼きカステラ」です。無添加の素材を使用したカステラは、「1本・ハーフサイズ・お試しサイズ」と3種類から選べます。また、カットした際にできる「カステラの切れ端」は数量限定で、午前中には売り切れてしまうことが多いそうです。

カステラを使った商品は、ほかにもあります。熟成させたカステラに、軽めのバタークリームを挟んだ「カステラサンド」。お祝いや引き出物にぴったりの「名入れカステラ」。お子さんの1歳の誕生日をお祝いする、「一升餅」ならぬ「一升カステラ」もあります。

カステラと上生菓子を組み合わせた「カステラケーキ」は、「茶和」さんのオリジナル商品です。カステラの上に練り切りの飾りを乗せたケーキは、「かわいい!」「写真映えする」と、Instagramをきっかけに注文が増えています。飾りは季節に合わせたデザインのほか、お客さまのリクエストに合わせて作ることも可能です。(1個3,500円(税込)〜。1週間前までに注文要。)

「カステラケーキ」 (画像提供:「茶和」さんInstagramより)

さらに、お店にはもう一つの人気商品があります。それは、季節の果物を使用した「フルーツ大福」です。定番の「いちご大福」のほかに、みかん・りんご・キウイ・桃など、ほかではあまり見かけない種類も販売しています。

「いちご大福」
「みかん大福」

(画像提供:「茶和」さんInstagramより)

「実は私…つぶあんやこしあんで作られたいちご大福は、好きじゃなかったんです(笑)

でも、あるとき白あんのいちご大福を食べたら、ものすごくおいしくて。お店の『フルーツ大福』は果物の味が引き立つよう、すべて白あんで作っています」と金子さん。

取材の際、訪れていたほかのお客さまが、「『いちご大福』がおすすめですよ」と教えてくれました。しかし、残念ながら目の前で最後の一つが完売に…。「いちご大福」は4月までの季節限定のため、確実に購入したい方は、前日までの予約がおすすめです。

10年以上の修行を積み、長年の夢を実現

金子さんは高校卒業後に製菓学校へ入学し、1年目に和菓子・洋菓子・パン作りの基礎を学びました。

「2年目から専攻科目を選ばなければならなかったのですが、そのときは洋菓子と和菓子のどちらを学ぶか、正直迷っていたんですよね(笑)

でも、小学生の頃から茶道を習っていたこともあり、最終的には慣れ親しんだ和菓子を選びました」

卒業後は県内の和菓子屋さんに就職しましたが、数年ごとに違うお店へ移りながら、自身の技術を磨いたといいます。

「お店ごとに和菓子の作り方が違うので、はじめから『技術を高めるために、複数のお店を経験しよう』と考えていました。

焼きたてのカステラのおいしさを知ったのは、2店舗目の和菓子屋さんで働いていたときのことです。熟成後のカステラとは異なる風味に感動し、『自分のお店をオープンしたら、ぜひお客さまに味わって欲しい』と構想を練っていました」

「上生菓子」

8年前、長年の夢を叶えるべく、自身のお店をオープンした金子さん。しかし、開店準備中に子宝に恵まれ、独立してまもなく仕事と子育ての両立が始まりました。

「今は10時〜17時の短時間営業にして、子どもの行事などの予定があれば、臨時休業することもあります。和菓子作りも子どもとの時間も、私にとってはどちらも大切なので、自分のペースで営業しています」

近年は地域のお祭りへ出店するほか、tvkなどのメディアにも取り上げられるようになった「茶和」さん。今後もより一層人気が高まりそうです。

これまでにない和菓子を味わうなら

「朝焼きカステラ」(画像提供:「茶和」さんInstagramより)

「茶和」さんの「朝焼きカステラ」は、開店の10時に合わせて焼き上がります。また、豊富なラインアップからお好みの和菓子を選びたい方は、午前中の来店がおすすめです。

2月は立春に合わせて、「道明寺」の販売が始まります。バレンタイン用に「チョコカステラ」と「ホワイトチョコのカステララスク」の限定販売も予定しているそうです。

焼きたてのカステラや練り切りで飾られた「カステラケーキ」など、これまでにない和菓子が揃う「茶和」さん。その味を試してみたい方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

※当記事でご紹介した商品の価格は、2024年1月時点のものです。

【店舗情報】

和菓子と焼きたてカステラの店 茶和-sawa-

住所

横浜市旭区中沢1-4-4

営業日

月〜火・金〜日
(日曜日は月2回程度営業)

営業時間

10:00〜17:00

定休日

水・木曜日(ほか不定休)
詳しい営業スケジュールは、Instagramにてご確認ください。

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取材・執筆・撮影/ヤマダユミ