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2021.01.12
人事ブログ
ガス供給の仕組み≪採用関連ブログ≫
こんにちは。採用担当です。
本日は、ガスが私たちの家庭へ供給されるまでの仕組みについてご説明します。
業界研究のお役に立てば幸いです。
①海外からLNG(液化天然ガス)をタンカーで輸入し、LNGタンクに貯蔵
天然ガスはもともと気体ですが、約-160℃で冷やすことで液化します。
液化させることによって体積を約1/6まで縮小し、日本へ輸入します。
★世界最大のLNGタンクは東京ガス(株)が保有しており、その大きさは約25万キロリットル。
②LNGを気化させ、ガス臭をつける
誰もが一度は嗅いだことのあるガス特有の臭いはもともとついているわけではなく、後付けしています。
何故わざわざ臭いをつけるかといいますと、ガス漏れが起きた際にすぐ察知できるようにするためです。
気化・付臭したガスはこの時点で「都市ガス」となります。
③都市ガスをガスホルダーへ貯蔵。
都市ガスは変圧器で適正な圧力に変換された後、地下に張り巡っている導管(ガス管)を通して各家庭へ届く。
都市ガスの需要は季節や時間帯によって変動します。都市ガスが不足した、なんてことを起こさない為にガスホルダーには十分な量の都市ガスが貯蔵されています。
また、戸建て、アパート、高層マンションではそれぞれ必要な都市ガスの圧力が異なるので、変圧器では都市ガスを適正な圧力に変換しています。
地下の導管の先には皆さまのご家庭にあるガスコンロや給湯器が繋がっており、都市ガスは日々の生活を支える重要な役割を担っております。
以上がガス供給の仕組みです。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。